削らないむし歯治療
ドックセメント
アメリカ人科学者Dr. Timothy W. FraserによりカッパーセメントとCopaliteを組み合わせた治療方法が開発された治療方法です。
虫歯治療で削らず塗り込むだけで改善効果があり子供から妊婦、老人まで全世代に対し治療の痛みの軽減と、治療回数の軽減を可能とする画期的な治療方法です。
鉄イオン(Fe)と銅イオン(Cu)のコンビネーションによる殺菌力によって虫歯で脱灰された歯質を再石灰化させます。
特徴
- ・治療回数が比較的少ない治療です。
- ・歯の神経を抜くリスクが減ります(成功率90~95%)。
- ・治療中の痛みが少ない治療です。
- ・1年後に虫歯が治癒に向かっているか確認し最終治療します。
通常の治療手順
- 温かいPOICウォーター(タンパク分解除菌水)で虫歯を洗浄します
- コーパライトに混ぜたドックセメントを虫歯に浸透させ乾燥させます。
- 虫歯をほとんど削らずドックセメントでカバーします。
FAQ
- 虫歯が1年後に治っているかはどう判断するのですか?
- 虫歯にレーザーを当てると数値化される装置で改善されたかどうか判断します。
ストリークレーザー
ストリークレーザーは、ネオジューム・ヤグレーザーで特殊な液体をかけながら照射する事により冷却しながら殺菌できるので、ほとんどのケースで麻酔をすることがなく虫歯をできるだけ削らずに、神経を残したり、歯周病治療等に使えます。