糖尿病の講演会に参加
大阪市中央区の中田歯科医院 院長の中田です。
9月10日(木)診療後に第43回近畿糖尿病の自己管理を考える会学術講演会に参加しました。
車の運転中に意識が喪失して重大な事故を起こしているニュースがありました。原因は糖尿病のコントロール不良による低血糖の意識喪失でした。患者さん自身による自己管理も、今まで以上に医療機関が寄り添って進めて行く必要があるようです。
糖尿病患者さんで、血糖値を下げる薬のコントロールが上手くいかずに低血糖を起こしやすい場合、前兆をいち早く知り、食事で調整したり、新しい薬剤を使ったりすることで改善される症例があるようです、米国では97.5%の成功率で低血糖患者さんの特徴のある発汗を感知し、患者の足や腕をゆすって反応があれば近くにいる人に合図し、反応がなければあらかじめ連絡できるようにセットされた電話で救急車を要請するような介助犬がいるそうです。
また、歯周病を安定化させることによっても糖尿病を軽快させる可能性があります。
日本糖尿病協会登録歯科医師として糖尿病患者さんのお力になれるよう頑張りたいと痛感しました。