歯周病と糖尿病の関係 ( 月刊 糖尿病ライフ『さかえ』参照 )
4月に入ったとたんに暖かくなりましたね
桜も満開になっているところを見かけるようになり
いい季節になりました
さて今回は、歯周病と糖尿病の関係についてお話します
歯周病は糖尿病の併存症の1つです
糖尿病があると免疫機能の低下や血流の悪化、唾液の減少などのため
歯周組織の障害が生じて歯周病になりやすく、
また重症化しやすいことが分かっています
その一方で、歯周病は糖尿病に悪影響を及ぼします
歯周病は、インスリン作用を阻害し血糖マネジメントを悪化させます
歯周病を治療するとヘモグロビンA1cが最大1%改善されるそうです
歯周病や虫歯は、糖尿病以外にも肺炎、睡眠時無呼吸症候群、心内膜炎、
腎炎、敗血症、菌血症、胃腸障害、栄養障害など様々な疾患の原因になると
言われています
お口を健康な状態に保つことは、全身の健康に関わる大切なことなので
定期健診を受けるよう心がけましょう!
DH 一柳